転々虫という言葉を聞いた事があるでしょうか。特に風俗業界で良く使われている言葉です。
言葉を見ているとなんとなく意味も分ってくるように感じますし、あまり良い意味では使われていないと言う事もわかるような気がします。
さて、この転々虫というのは直ぐにお店を変えて行くタイプの風俗嬢の事を指しています。
風俗嬢が直ぐにお店を変えると、転々虫ってよばれるの?
風俗に限った話ではありませんが、あまりにも転職が多いとそれはだんだんと敬遠される原因となっていくものです。
確かに終身雇用という制度は最早崩壊していると言っても良い社会になりました。そして、自らの能力やスキルをアップさせて上へ上へと転職を繰り返している方も大勢いる事は確かです。
しかし、多くの場合は転職の回数が多くなるにつれてその雇用状況も少しずつ下がっていっているのが実情です。確かに、風俗は一般企業とは違います。
しかし、あまりにもお店を変わりすぎて行くとどうしても良い評価には繋がらないものです。
風俗店に置いても人気のある女の子にはそれなりの処遇をしますし、当然辞めたいと言う話がでると引きとめに入ります。
これはごく当たり前の事です。そうではなくて、自分から直ぐにお店を辞めて行くタイプの女の子たちがこの転々虫とよばれるようになっていくのです。
お店を辞めるとしてもその理由がきちんとしていればよいのですが中にはそうではない場合も多いのです。
風俗店を辞める理由って色々あるんですか?
信じられないかもしれませんが、嫌いなタイプのお客さんに当ってしまったとか思ってたより稼げなかったという理由で入店してから数日で辞めて行く女の子もいるのです。
これで、自分が風俗に向いていない事が分かったので風俗ではない仕事へ転職するというのであれば良いのですが、すぐ次の風俗店へ入っていくという場合が転々虫の始まりです。
これは不思議なもので、最初はなかなか辞めずに頑張っていた場合でも、こうして何度かの転職を繰り返して行くといつのまにかそれが当り前のように感じられるようになってくるのです。
こうなってくると本当にちょっとした事でそのお店が嫌になり直ぐに辞めてしまうようになります。
そして、次に入ったお店も同じようにすぐに辞めてしまうのです。
確かに自分に合わないお店というもののあります。しかし、それを見極めるにしても半年から一年は必要ではないでしょうか。
それよりも最初の面接や体験入店の時に、自分がそのお店で本当にやっていけるのか、その気持ちがあるのかを考えてから仕事に就くほうが良いのではないでしょうか。