「8時間しっかり寝たはずなのに、寝た気がしない」 「疲れが取れていないのか、勤務時間中に眠気を感じる」 日頃こういった事を感じる人は、睡眠が浅い可能性があります。 睡眠が浅くなってしまう原因と対策を書いてみましたので、改善に役立てて下さい。
レム睡眠とノンレム睡眠
人間の睡眠には、その質が浅い時間帯と深い時間帯があります。 浅い時間帯の睡眠をレム睡眠、深い時間帯はノンレム睡眠と呼ばれます。 どちらも日常生活維持のため不可欠のものですが、 熟睡が出来ていないと感じる人はノンレム睡眠が不足気味になっている状態です。
カフェイン
レム睡眠とノンレム睡眠のバランスが崩れてしまい、 レム睡眠の割合が増えてしまう原因の1つは、食後のコーヒーです。 徹夜するとき等に眠気覚ましのため、コーヒーはよく用いられますよね。 コーヒー中に含まれるカフェインに興奮作用があることも、よく知られているところです。 ただ風俗嬢として働く人は就寝時間が遅い傾向にあり、夕食後のコーヒーから時間も空くので、 「カフェインの影響はない」と考えていませんか。 ところが実際にはカフェインの興奮作用は、8~12時間も継続するのです。 カフェインに対する慣れのない人であれば、ランチタイムのコーヒーでも影響があると言われています。 これ等の事をご存知の方は、結構少ない。 またカフェインが入っているのは、コーヒーだけでなくコーラや緑茶にも入っています。 心当たりのある方は、まずこの辺を疑ってみて対策を考えて下さい。
寝酒
飲み物で他に熟睡の妨げになるのは、寝る前のお酒です。 「寝酒があるから、直ぐに寝付けるのに…。」と言う方もいるかも知れませんが、実はこれも良くない。 睡眠はまずノンレム睡眠から始まり、次にレム睡眠、そして再びノンレム睡眠へと移行します。 アルコールを摂取すると、それを分解するために体内では、アセトアルデヒドという物質が分泌されます。 このアセトアルデヒドが、2回目のノンレム睡眠にとっては妨げとなってしまうのです。 他に利尿作用もあり、どうしてもトイレに目覚める回数が増え、熟睡には邪魔な存在になります。 その上、血行不良の原因にもなりますから、寝酒は熟睡にはマイナスの要素ばかりです。 ? 眠りを浅くする要因は、飲食物ばかりではありません。 飲食物以外の事にも確認されています。 分かりやすく取っ付きやすい飲食の事から始め、原因と思われるそれらを1つずつつぶして行って下さい。 質の良い睡眠を取ることにより、接客の方にも良い影響が出る事を期待します。