風俗店が避けたいトラブルに、18歳未満の子を働かせることがあります。
たとえ本当に知らなかった場合でも、知らなかったでは済ませてはくれないのです。
まず、風俗店には事前に働く人から身分証を提出させて、年齢を確認する義務が課せられています。
ですので、身分証の提出を求めてこない風俗店であれば、そのような店では働かないことです。
その時点で、法律違反をしているからです。
そのうち、その店は摘発されてしまう可能性があります。
営業停止もあるでしょう。
そうなってしまうとお金を稼げなくなってしまいますから、店選びは慎重に行いましょう。
女の子も気をつけよう
また、年齢を偽って風俗店で働いて警察沙汰になった場合には、店から損害賠償を迫られるかもしれません。
そうなると実際に損害賠償をするのは、家族になるでしょう。
もちろん家族も知らなかったことでしょうから、話はこじれること必至です。
身分証の提出は、風俗で働いていくためにはなくてはならないことなのです。
個人情報・・・
風俗店には、身分証を提出したくないのも分かります。
そこには住所や氏名が書かれているからです。
風俗の業界で使いまわされたりしないか、あらぬ心配もよぎってしまいます。
ですが、店が欲しい情報は住所や氏名ではなく年齢だけなのです。
現実には、そこは割り切って提出するしか風俗で仕事をする方法はありません。
提出された身分証は、コピーを取られて店で3年間、保管することが義務付けられています。
たとえ気が変わって一日で辞めたとしても、そのままその店に残されてしまいます。
これは気分的には嫌なのも頷けます。
ただ、法律でそうなってますから気にしてもしかたがありません。
身分証なしのリスク
身分証を提出しないで風俗で働こうと思えば、法律違反をしている店で働くことです。
その際は、前述のリスクを覚悟しましょう。
でも、そのようなリスクを背負ってまで身分証を気にすることもないのです。
お姉さんの身分証を提出して、面接を通そうとする方法もあります。
店もそれは分かっていますので、写真付きの身分証を求めてきます。
店も騙されてしまっては被害を受けるはめになるのですから、そこは入念にチェックを入れています。
チェックの厳しい店ほど安心できる優良店といえるのです。
他の確認事項
年齢の他に確認したいもう一つの事項は、国籍です。
これも法律で定められているのです。
そこで本籍記載の住民票あるいはパスポートが必要になります。
以前は外国人には住民票は発行されなかったのですが、今では外国人にも住民票が発行されるようになりました。
そこで、住民票の本籍かパスポートで国籍を確認する必要が出てきたのです。
免許証にも以前は本籍は記載されていましたが、これも今ではなくなったことにもよります。
なお、コピーを取って提出すれば良い店がほとんどですが、念のため原本を提出させる店もあるようです。
これは悪気ではなく、偽造をさせないために慎重を期している優良な店ともいえます。
現代の風俗店は、基本的にはしっかりしています。
風俗嬢として安定して働くための必要な手続きとして、必要書類は用意しておきましょう。