ソープランドに限らずありとありとあらゆる業界では隠語と呼ばれるものがあります。
もともとはその業界でしか使われておらず、その仕事をしている人にしか分からなかった言葉ですが、
いつのまにか世間一般で知られるようになったものですね。
分かりやすい例を挙げると
有名なものでは、お寿司屋さんがよく知っているのではないでしょうか。
お茶の事をアガリと言ったり、お醤油をムラサキと言ったりするあれです。
他にも、卵の事をギョクとか言ったりして、ツウぶっている方も多いのではないでしょうか。
テレビ番組の影響で警察用語も一般的に知られるようになりました。
刑事をデカとか犯人をホシ、拳銃をハジキなんていうのは、
刑事ドラマの人気とともに世間一般へと広まって行ったものです。
そして、ソープランドでのサービス内容も色々な形で世間へと広まって行きました。
最近ではオプション名でも見かけます
例えば、即尺などです。
これはお客さんが来た時にお風呂へはいる前にズボンとパンツをすぐに脱がして咥えてくれるというサービスです。
即・尺八の略である事はもうお分かりでしょう。
しかし、このサービスも一般的に知られるまでには相当の時間が必要でした。
何と言っても洗う前にいきなりの事です。
こうした事が長年に渡って培われてきたからこそ、性風俗産業の発展もあったのです。
そして、この略称をアルファベットへと置き換えて表現する事が起き始めました。
こうして広まったのが、NSやNNです。
頭文字だけだと、意味が分からない
NSもNNもそのままではいったい何の事か想像がつかないものです。
しかし、その一文字毎に何の頭文字であるのかを知るとその意味が分かってきます。
NSは、NO SKINの略称です。
このSKINというのはコンドームの事を指しています。
つまり、コンドーム無しのプレイと言う意味が分かってくると思います。
では、NNはどうでしょうか。
これはNama Nakadashiの略です。
ローマ字で露わしていますので日本語の標記であらわすと、生中出しとなります。
多くを語る必要はないと思いますが風俗、特にソープランドを利用する男性客は、
本当のあるがままの状態に近いプレイを求めているからこそソープランドへとやってくるのです。
そう言ったお客さんが大半を占めている訳ですから、
NSやNNを取り入れたお店にお客さんが集中するのは当り前でした。
そして、それが世間的にも知られるようになり、このような独特の表現方法が知られるようになったのです。
勿論ですが、この普及にはインターネットも大きな役割を果たした事は言うまでもありません。