愛人契約という言葉があります。
これが実際にどのようなものなのかというのは、はっきりと分かっている人は少ないのではないかと思います。
では、この愛人契約というものについて今回は考えてみましょう。
愛人規約とは何か
これは、簡単に言うと金銭を渡す代わりに自分と定期的なデートをする、あるいは性的関係を持ってくれというものです。
援助交際との違いといえば、2人の関係が定期的に続くことであり、相手も固定されるということです。
風俗の仕事、キャバ嬢やホステスなどの仕事をしているとき、お客さんから愛人関係を持ちかけられる場合もあります。
合法かどうか
では、この愛人契約が合法かどうかですが、これについての法的な根拠は何もありません。
愛人関係ということを見れば、不倫の関係になりますから、この観点で見れば公序良俗に反していると言えるくらいのものです。
法的なところに縛られていませんから、別れるときに慰謝料がどう、遺産がどうなるといった話は一切なのです。
愛人契約のメリットとデメリット
愛人契約のメリットと言ったら、なんと言ってもお金の援助が受けられるという点でしょう。
生活費はもちろん、ブランドのバッグやお小遣いをもらっているという女の子は実際にたくさんいるといわれているほどです。
愛人関係を受けてくれる男性と言ったら、経済的に裕福であることが多いため、
うまくいけば存分に楽しむことができるというのも覚えておくといいでしょう。
その一方で、デメリットといえば、やはりいざという時の法的拘束力がないということです。
例えば、その日になって急に関係を解消されたとしても、何も文句を言うことはできませんから注意しましょう。
もしも仕事中に誘われたら
風俗関係の仕事が、最も愛人関係について誘われることが多くなると思われますが、
この時にはちょっとだけ相手の経済的な部分に注目するには、相手の年収などを考慮してみるといいでしょう。
もしかしいい暮らしができるかもしれません。
法律的に引っかかるところが少ない上に、それなりにメリットが大きいのが愛人契約の特徴です。
ただ、状況によっては泥沼となってしまう可能性もありますから、十分に気を付けましょう。
うまく付き合いができそうもないという場合は下手に契約を結ぶようなことはしない方がいいでしょう。
風俗の仕事をしていると、愛人契約をお願いされるケースが多いのですが、しっかりと考えるようにしたいものですね。