かつては街中でマスクを付けている人を見るのは、ほとんどが冬、つまり風邪の時期という感覚がありました。
しかし、花粉症などのアレルギーや新型インフルエンザの登場により、
普段でもマスクを着用している人が増えているのです。
そして、この現象は風俗嬢においてもおきていて、
一般よりも風俗嬢の方がマスクの着用率が非常に高いと言われています。
勿論、これは風俗店が風俗嬢に対して着用を呼びかけたり義務化したなどと言う事ではありません。
ごく自然に広まっていったのです。
そして、そうなった事にはそれなりの理由があったのです。
接客業の基本
風俗嬢はあくまでも接客がお仕事です。
しかもお客さんとの距離が非常に短いのが特徴です。
短いというよりもゼロ距離、つまり密着することがごく普通である事もその特性でもあります。
そういう環境での仕事をするのですから、健康でいる事が最低限の条件でもあります。
特に感染が懸念されるインフルエンザなどの細菌性感染症が流行る時期には特に注意が必要になります。
接客中に咳込んだり、鼻水を流しながらなんて事ではせっかく風俗を楽しみにして来てくれたお客さんに対して失礼です。
まして、その上にうつしてしまったなんて事になったらお店の信用もがた落ちです。
しかし、お仕事はしていかないとお給料にも関わってきます。
そうなるといかに病気にならないようにするのかと言う事が大切になってきます。
ですから、空気感染するものを少しでも防御する為にマスクを着用するのです。
自分が健康であって初めて成り立つお仕事でる事を知っているからです。
病気だけではない
また、マスクにはもう一つの効果があります。
それは、個人に人相を特定させない為にとても有効だと言う事です。
コンビニなどではマスク着用のままの入店を自粛するように呼び掛けるポスターなどが貼られている事があります。
つまり、それだけ個人の人相を認識しづらいと言う訳です。
風俗嬢は毎日沢山のお客さんと接しています。
そして、その中にはその風俗嬢を好きになってしまう人だっているのです。
そんな人とはお仕事の中だけであるからこそ平和であるのです。
もし、街中で偶然に鉢合わせしたりしたら、そこからストーカー化してしまうかもしれません。
でもマスクをしておく事でそう言った偶然があったとしても、そこから先の危機は回避することが出来るのです。
このように大きな2つの目的が確認され、
そしてそれが有効である事が分かって行くとともの風俗嬢のマスク着用率も上がってきたのです。