男友達っていいですよね、ほど良い安心感があって。
あたたかい気持ちになる。
そんな友達関係。
そういった男友達みたいなお客さんが来たという話を、ネット上で結構見かけます。
それを見るといつもいつも言いたくなるのですよ。
「そんな客1ヶ月に1人くるかどうかだよ」って。
嬢が一番わかってる事
男友達みたいなお客さんというのは、全く来ないわけではないのですよ。
実際、1年働いていると数人は来てくれます。
でもやっぱり、ほとんど来ませんね。
ほとんどの人は風俗にただただ性欲を発散させに来ているだけですから。
お客さんにとっては、性欲のハケ口でしかなくて、「女の子」として扱ってくれることは少ないです。
女の子として見ていることは確かですが、それは性的な目だけ。
体温があって生きているオナホみたいなもの。
だから無茶な指示をしてきたりするし、彼女にはできないようなことを平気で要求してくる。
風俗に来るお客さんというのは、基本的にそういった人たちです。
紳士的な人や、男友達みたいに楽しくて安心するような人はほとんどきません。
しかも紳士的だったり男友達みたいな人のほうが、リピート率は低いのです。
そういった人は風俗にどっぷりはまっているわけではないですからね。
自分の男友達みたな人は風俗にハマらない?
興味があったとか、人生で一度は行ってみたかったとか、上司のつきそいとか・・・。
そういった事情で利用する人に多い気がしますね。
- 楽しそうに会話をしてくれて、シャワー行こうって言ってもいやな顔せず、プレイも楽しそうに。
- 嫌がることはせず、終わったあとも普通にお話したりしてくれる。
- イッたあとに態度が変わったりしない。
そんな男友達みたいなお客さん。
もしもそんなお客さんが来たら、絶対に逃さないようにしましょう。
リピーター率が低いことが多いですが、なんとかリピーターにするのです。
プレイを頑張るとか、素の自分を見せるとか、また来てねってお願いするとかでもいい。
仕事の事情を話すのもいいですね。
事情を知った人というのは、結構来てくれる率高いですよ。
こちらのことをちゃんと一人の人間として、女の子として見てくれるので、心配してきてくれます。
もしもひとりでも「男友達みたいでいいなあ、この人」と思えるお客さんがいるならば、あの手この手を駆使して繋ぎとめることが大切。
そのお客さんを逃したら、おそらくあと1年か2年はもうそういうお客さんは来ないでしょう。
ここまでは「たまには来る」という話をしました。
でも、基本的に思っておいてほしいのは「来ない」ということ。
気持ち的に
たまには来るからと希望を持つのはいいですが、来ないことに心を費やすというのは阿呆らしいです。
基本的には来ないもので、奇跡的な確率でたまに来てくれるからすごく嬉しいもの。
だから頑張れる。
最初から来るものだと思っていた場合、もしも1年2年3年と働いていても全くそういったお客さんが現れない場合、心が折れてしまいます。
それでリタイヤしていく風俗嬢を私は何人もいました。
あまり夢や希望は持ち込んで仕事をしないほうが懸命です。
ただ仕事をこなし、目の前のお客さんに対して真摯に向き合う。
紳士で男友達みたいなお客さんを求めるのではなくて、こちらが真摯に女友達のような安心感を与える。
恋人のようなときめきを与える。
そういったスタンスで仕事をするほうが、楽しいですよ。