メンヘラはすぐに恋に落ちてしまう、と思われてしまう方がいますが、実際には常時飲まれている精神安定剤の影響が大きいといえます。
薬を飲んでいると判断が鈍くなり、不安な気持ちが大きくなり、誰かに頼りたくなる衝動が強くなります。
薬の量が問題
精神安定剤には2種類あり、大きく分類すると「マイナートランキライザー」と言われる比較的弱い精神安定剤と「メジャートランキライザー」と呼ばれる強い精神安定剤があります。
多くのメンヘラは、これらの精神安定剤をどれだけ飲んでいるのか、ということが人に頼りたくなる、寂しさを紛らわせる、ということに繋がるのか、ということに直結しています。
特のメジャートランキライザーを飲んでいる方は、不安感から、身近に優しくしてくれる方に恋に落ちやすい傾向はあるでしょう。
オーバードーズはさらに危険
精神安定剤を飲んでいる方で、医師に処方された以上に薬を飲む「オーバードーズ」という症状を繰り返してしまう方もいます。
そうなると、さらに冷静な判断ができず、感情がはっきりと表れてしまう、という症状が目立つようになります。
本人はあまり自覚症状がない場合もありますが、周囲から見ると、かなり冷静ではない、ということも珍しくありません。
その状態になってしまうと、不安感から、誰か人を頼りたい、という状態になってしまい、メンヘラの状態だと恋に落ちやすい傾向は強くなっていくでしょう。
本人の性格もあるでしょうが、感情の起伏も激しく、周囲から見ると人が変わったように見えることも少なくありません。
お酒と一緒に精神安定剤は危険
メンヘラの方で、お酒と一緒に精神安定剤を飲む、という場合があります。
これは大変危険な方法です。
薬の効果が何倍も強く働くことがあるため、本人でも感情のセーブができなくなってしまうからです。
また、御自身では気付いていないものの、お酒を飲む習慣がついてしまい、知らないうちにアルコール依存症も併発している可能性があります。
お酒と精神安定剤を飲んでいる時には妙に気分が良く、社交的になっているように見えますが、
本来のその人の人格ではなく、薬の影響下にあるため、判断も冷静に出来なくなっている、ということは十分に考えられます。
その影響で、すぐに身近に優しくしてくれる人に恋に落ちやすくなっている、ということは十分に考えられるところですので、本当に本心から恋をしているか、その点を見極めるようにしてください。