風俗に限らずどんな商売でも、その提供するサービスに対して対価を払う存在、つまりお客さんが存在しなければ成り立たないものです。
ですが、世の中には一見してお客さんが入っていないような商売でも成り立っているものもありますし、逆にお客さんがすごく利用していてにぎわっているのに潰れてしまうものというものもあります。
今回は、一見すると利用しているような人がいなそうな風俗店が、なぜつぶれずに残っているのか、ということを、みなさまにご説明したいと思います。
デリヘルの求人や疑問
それは、よく派遣型のデリヘルなどで見られる現象です。
ホームページも簡素で、内容も一般受けしないようなもの、ブログなんか女の子のブログもスタッフのブログも更新されていない。
そんな感じで、どう見てもつぶれるんじゃないかと思うようなお店なんですが、それでも長い間営業しているというところもあるのです。
不思議ですよね。
でも、実はそういったお店はこのような事情があることから、長い間営業できているのです。
もちろんここで説明する以外の事情があって、続いているお店もあると思うので、理由はただ一つだけではないとは思いますが。
どんな理由なの?
それは一体どのような理由なのかというと、そのホームページのお店はあるお店の一面であり、実は別のお店の看板が違うだけという場合があるのです。
つまりどういうことかというと、Aというお店が「○○人妻の館」というような屋号で営業していたとします。
そして同じお店が「○○愛の人妻」というような屋号で営業を展開することがあるのです。
なんでこのようなことをするかというと、お店の名前が違うことによって、それぞれ複数の媒体などでPRできると考えるからではないでしょうか。
実は電話番号が同じだったり、あるいは番号が違ってもかかる先は一緒だったりして、同じく在籍している女の子が派遣されてくるというようなことが起こるのです。
怪しそうだったら面接で聞こう!
このように、複数店舗の屋号で営業しているから、そのうちの一つの屋号がはやっていないように見えていても、実は合計した実質的な営業は黒字になっているということがあるんですよね。
なので、女の子が風俗店で働こうとしたとき、あるホームページがにぎわっていないということだけで、そのお店はつぶれそうなんだと判断することはちょっと早計だともいえます。
こういったことは、面接の際にもお店側から詳しく教えてもらえるかとは思います。
それに、大きなチェーン店の風俗グループなどはグループ全体で収支を考えますから、不採算店舗でもあえて営業しているというような方針もあるかもしれません。
そのような場合には、採用されているお店以外にも、ヘルプとして人手の足りていない店舗に行くということもあるかもしれませんね。
なかなか実際に働いてみたり、あるいは働いている人の生の声を聞かないと分からないことが多いのもこの業界です。
せっかく働くのだから、そういう疑問はできるだけ質問して、解消されてから働くことが良いのではないでしょうか。