子宮頸ガンの怖さや感染経路などは大半の方が一度は耳にされているのではないでしょうか?
風俗嬢は果たして子宮頸ガンになりやすいのか?検査頻度は一般女性より多く受けるべきなのか?
いろいろな噂も多く、不安要素も大きいでしょう。
子宮頸ガンの原因である『ヒトパピローマウイルス(HPV)』もふまえて解説していきます。
風俗嬢の子宮頸ガンになる可能性
いろいろな情報が飛び交っているので、「どの情報を信じていいのかわからない」と考えている方も多いのではないでしょうか?
子宮頸ガンは『癌』の中で唯一、発症ルートが明らかになっているため、対策が取りやすくなっています。
勘違いされている方も多いですが、子宮頸ガンになる可能性で考えると一般女性も風俗嬢も変わりません。
『HPV』感染する確率が高いですが、『HPV』はコンドームを装着しないでセックスをしたことがある女性の80%以上が感染しています。
実際には、HPV感染率も一般女性と風俗嬢では大差がないでしょう。
基本的に、HPVに感染しても体内の免疫細胞が排除してくれるのです。
子宮頸ガンが発症するには5年から10年かかります。
免疫細胞が低下してしまい、HPVを排除できずに5年から10年経過した場合に子宮頸ガンが発生する可能性があるのです。
子宮頸ガンの検査頻度は2年に1度が多い
子宮頚ガンの検査は各地の自治体からの助成費用が出る場合もあります。
助成制度に目を向けると、2年に1度のペースで子宮頚ガンの検査を受けるようになっているケースが多いです。
子宮頸ガンになる前に細胞は、異形成と呼ばれる正常な細胞とは違った形になります。
異形成の原因がHPVの持続感染です。
子宮がん検診で行われる細胞診は、異形成を早期発見するための検査になります。
定期検診をすることで異形成の段階で発見でき、子宮頸ガンを防ぐことができるのです。
風俗嬢は高い頻度で検査をオススメ
風俗店で働いているのであれば高い頻度(半年に一度)で検査を受けることをオススメします。
ヒトパピローマウイルス以外の性病感染の可能性も十分にあり得るからです。
子宮頸ガンの検査は、膣内から細胞を採取して行われます。
同じように膣内から細胞から診断できる病気の検査も可能なのです。
病院の先生に同時に調べられる病気を確認して、調べてもらいましょう。
基本的に有料になりますが一般企業よりも高収入で働いているのですから、病院代をケチって後悔することだけは絶対に避けましょう!
お金をたくさん稼いでいても、死んでしまっては意味がありませんよ!
ガン検診まとめ
20代の風俗嬢に性病検査のアンケートしたところ「面倒くさいから行かない」という回答が70%を超えました。
正直に驚きました!
子宮頚ガンの検査は、自治体から助成があることからもわかるようにはとても重要なことです。
年間約10,000人の方に子宮頚ガンが発生し、約35%の方が命を落としています。
必ず定期的に検査に行きましょう!