お茶を引くという言葉を知っているでしょうか。
これは風俗店では良く使われる表現なのですが、あまり良い意味ではありません。
お茶引きとは?
もともと、お茶を引くという作業は風俗嬢がする行為ではありませんでした。
昔のお茶は今のようにティーパックになっているわけでは有りませんでしたし、
そのまま急須にいれてお湯を注げばよいと言うようなものでもありませんでした。
石臼を使ってお茶の葉を細かく挽くという作業が必要だったのです。
現在の感覚でいえばコーヒー豆をドリップしているようなものです。
こんなことがなぜ当時の風俗嬢はしていたのでしょうか。
それは、全員がしていたのではありません。
お客さんの付かないときにこの作業をしていたのです。
そこから、お客さんが付かない時の風俗嬢に、
お茶引くという表現が使われていくようになったのです。
問題点はお茶引きではない
つまり、お客さんが付かない状態と言う事は、
お店に取っても本人にとっても良い事ではありません。
風俗は接客して初めて成り立っているのですから、それは当り前のことです。
しかし、仕事を続けて行く中ではどうしてもお客さんが付かない時も有ります。
問題にしなければいけないのはその頻度です。
同じようにお茶引いたといっても、
それが一年に一度であったなら気にする事は無いでしょう。
しかし、これが一日置きだったとしたら由々しき問題ですよね。
ではいったいどれくらいの頻度でお茶引きになったら潮時だと考えているのでしょうか。
潮時というよりは適性
これは人にもよりますし、お店によっても違うので、
簡単にこの基準にたっしたらダメですというような物は無いでしょう。
しかし、風俗店も多数の風俗嬢がいるわけですから、
その中での全体としての平均は見えてくるのではないでしょうか。
その平均を下回る事が何度も続くようなら考えどきなのかもしれません。
これは、その風俗嬢の魅力がどうだとかいうものではありません。
そのお店へ来るお客さんの趣向との差があるという事です。
ですからそう言った場合はもう一度自分を見つめ直して、
その適性に合っている所へと移籍するという方法もあります。
あまり焦る事はないのですが、もし自分に合わないと感じているのであれば、
多少は速めた方が良い時も有るでしょう。
そういったものですから、具体的な回数を決める必要は無いのだろうと考えます。
それよりもいかに自分らしくいられるお店にいるかと言う事の方が大切なことです。
ですから、一回や二回の事であまり悩みこむ必要は無いのです。