1日に何十人もお客さんの接客をするキャバクラ嬢。
せっかく指名をもらったのに「あれ?名前なんだっけ?」「顔は覚えてるんだけどなー・・・」「首まで、名前が出かかっているのに!!」なんて経験ありますよね?
キャバ嬢には致命的です。
疑問なのは「他のキャバ嬢は、どうやって覚えているの?」という点です。
このデジタル時代に半数以上のキャバ嬢は、『顧客管理ノート』を手書きで作っています。
今回は顧客管理ノートの中身、あえて手書きで書く理由についてふれていきましょう!
顧客管理ノートに書く項目
- 日付(飲み始め~飲み終わりの時間まで)
- 名前(山田さん・ヤマちゃんと呼ばれてた)
- 特徴(パンチパーマでシャガレ声・笑うと笑窪が出る)
- 飲んだドリンク(ハウスボトルお茶割・カシスウーロン2杯)
- 吸っているタバコ(赤いマルボロ・ヘビーだった)
- 盛り上がった話題(下ネタが多い・聞き役でOK)
簡単に言えばキャバクラ日記のようなものです。
書いて憶えて、見て思い出す。
人間の記憶は、日が経つにつれて薄れていきます。
2.3日前の事は憶えていても、1ヶ月も経過するとほぼ忘れてしまいます。
キャバ嬢はお酒を飲みながら仕事をするため、さらに忘れやすいです。
まずは、書くことで脳内に取り込みます。
さらに2.3日に1度、ページを見て、思い出すことを繰り返すことによって、1ケ月以上が過ぎても明確に思い出せるのです。
慣れてきたら1週間に1度で、十分に思い出せるようになります。
タイトルが重要
よくありがちなミスですが、「名前順に並べよう!」なんて思っていませんか?
名前を思い出せないから、顧客管理ノートを作るんですよ?
重要なポイントは、ファーストインプレッションで並べる事です!
キャバクラで初めって会ったお客さんに、何か第一印象を持ちます。
「背が高い!」「髪、薄!!」「カッコいい」「太ってんなー」お客さんそれぞれに個性があるのです。
第一印象で思ったことは、2回目会った時にも思います。
そのため「背が高い!」は「せ」の欄に、「カッコいい」は「か」の欄に収納しましょう!
次に会った時、顔は憶えているので、印象で検索して名前を調べればいいのです。
思い出せない!!
要注意なのが、指名で来てくれたパターンです。
指名の場合は、必ず顔を確認するチャンスがあります。
顔を見て「名前がわからない!」と思ったら、まずはボーイさんに聞きましょう!
ラッキーパターンはボーイが知っています。
男性店員が首をかしげたら、ボトルチェックと見せかけて名前を聞いてもらいましょう!
あたかもボトルが入っているかのように
「お名前ご頂戴できますか?」
「何で?」
「前回ご来店の際に、ボトルが入っていたかと思いまして・・・」
「入れてないよ」
「たしかサービスで・・・確認してまいります。ボトルに書くとしたらお名前は何でしょうか?」
といった流れがベターです。
無理だったら・・・・・・謝りましょう。
自分を否定的に謝るのがベストです。
「本当にごめんなさい・・・私のバカ。こんなんじゃ嫌われちゃうよね・・・」
軽く男気スイッチを押してあげれば「そんなんで、嫌うわけないよ!次は忘れないでな!」となります。
すごい喜んで、次の話に広げて、指名ゲット!!!(?????)?
男は単純です。
読顔術まとめ
いかがでしたでしょうか?
お客さんの名前を覚えることは、初歩だと考えている女性も多いです。
実際には、ナンバーキャバ嬢・ベテランキャバクラ嬢の方が、しっかりチェックしている内容なのです。
顧客管理ノート、「スマホで良くない?」「書くが面倒。」と考える方が多いですが、入力するよりも書いた方が確実に記憶できます。
デジタル処理に慣れた方ほど、アナログ式をオススメします。