メンヘラと言う言葉を聞いた事がありますでしょうか。
あまり好意的な意味合いでは使われていないとの記憶がある方が大半でしょう。
自分の喜怒哀楽のコントロールがうまくいかなくなったような場合に、
使われているようですが、あまり良い表現とはとても感じられません。
風俗嬢はメンヘラになりやすい？
とくに風俗嬢にはこのメンヘラが多いかのように言われている場合が多くあるように感じられます。
これは一体なぜなのでしょうか。
特に、同じ風俗嬢であってもデリヘルや箱ヘルよりもソープ嬢に多いように言われているようです。
世間的にみるととてもそれが実態であるとは思えないのですが、世間ではこのように言われているようです。
これにはひとつ大きな原因があると考えられます。
それは、風俗自体が接客業の最たるものであるからだと考えます。
大変なのはどの業種でも一緒では？
接客業というものは常に己の意思よりも、お客さんの意思を優先して行く事が求められます。
これは風俗に限らず、接客業の基本です。
お客さんを怒らせて成り立って行く産業はあり得ません。
飲食店でも百貨店でも、これは全く同じ現象が起こっている筈です。
それなのになぜ風俗産業が最も多いように言われているのでしょうか。
更になぜ、その中でもソープ嬢に多いとされているのでしょうか。
これを考えていくと風俗の特性がそこに大きく関わっていると思われるのです。
それは、風俗が個室に置いての一対一をサービスを基本としている事にあります。
確かに、例外もありますが大半の場合はこれに当て嵌るのです。
そして、この事が大きく勘違いを生んでいる原因でもあります。
個室に置いてのサービスを提供する事は当然、
通常の接客では考えられないほどの精神的なストレスを感じるものです。
しかもそれが一日に何度も、何日もあるとなると確かに精神的に辛くもなるだろうと考えたのです。
そして、その行きつくのが精神面がストレスにさらされた=メンヘラという勝手な図式を成り立たせているのです。
ソープがデリヘルや箱ヘルに比べてもメンヘラ率が高いと言われるようになったのは、
ソープランドのサービスが他の風俗と比較して高いレベルにあるが故に、
そうなりやすいと勝手に思い込まれた結果として、そう言われるようになってきたからでしょう。
現実にはソープランドもデリヘルも箱ヘルもそこで働いている女の子たちは皆、
元気に自分らしく働いているのでそう言った事は先ず見受けられないと思います。
思いこみと勝手な想像の産物であるといっても良いと思われる物です。