花の命は短いものだとよく言われますよね。
女性にとってもそれは一緒で、自分の美貌などが保たれるのは20代や30代までのことです。
男性だったらいよいよ働き盛りになる、というタイミングで女性は外見的な意味での絶頂期を過ぎてしまうのです。
早い段階で女性は結婚して出産してと経験して伴侶を見つけることによって肉体的な衰えをカバーできるのですが、風俗店で働いている女の子の場合は、自分自身の商品価値が年々低下してきているという事実に直面することがあるでしょう。
もちろん熟女系のお店なども最近は充実しているので働く場所には困らないかもしれませんが、収入は確実に減るといってもいいでしょう。
一般的な風俗嬢の流れ
これが、普段は会社員をしていて、お金が必要な時期に夜のアルバイトとして風俗で働いている、ということだったら問題は少ないと思います。
そもそも本業で働いているわけですから、社会生活にすぐ復帰することができますよね。
ただ、問題なのは風俗一本で働いている女の子の場合です。
さっき述べたように、女性が風俗で輝ける寿命というのは本当に短いです。
会社員などでは10年選手で新人脱却、20年選手で中堅、というようなキャリアアップがあり、毎年収入もありますが、風俗嬢の場合10年もやっていてはかなりのベテランとみられるようです。
ある意味では若いうちの時間を切り売りするような仕事ですから、仕事を終わった後も特にキャリアが残るわけではありません。
逆説的な考えかもしれませんが、風俗嬢というものはなった瞬間から、終わるときのことを考えながら仕事をしていかないといけないということなのでしょう。
たとえば、働いているうちにお金をある程度ためて、そのあと自分のお店を持つ、というような考えはある意味風俗嬢の人たちがもつ夢の中でも典型的なものと言えるかもしれません。
そういった人たちの多くが、そこまでの貯金をためることができないか、あるいは開業した後に失敗してドロップアウトすることになっています。
そもそも普通に開業しては消えていく業界の中で、開業してから3年もつ会社、お店というもの自体が珍しいのです。
開業資金はためられたとして、そのあと運営していくのは全く別の能力になるといえますから、大変でしょう。
結婚もあり?
ほかには、働いている間に結婚相手を見つけて、結婚してしまう、というのがあります。
結婚相手が収入に余裕がある人だったりしたら、玉の輿ではありませんが将来的に安定した生活を送ることができるでしょう。
しかし、それも結婚相手が自分の仕事のことを知っているかどうか、ということで大きく変わっていきます。
自分の風俗でも仕事を知らないということであれば今後ずっと隠し通していくというのはなかなか難しいでしょうし、逆に自分の仕事を知ったうえで結婚しようという男性を見つけるのも難しいでしょう。
このように出口はなかなか難しいというのが現状なので、その点をしっかり見据えて仕事をすることが大切です。