風俗嬢をしている子というのは、一般的な女の子よりも病んでいる子が多い気がします。
Aさんの体験談
実は私も以前病んでいた時期がありまして、よく覚えていないのですが、交際をしつこく迫ってくる常連さんの前でついに爆発しました。
散々悪態をついてワンワン泣きはじめ手が付けられなくなったみたいで、困ったお客さんが店に電話をしてホテルから引き揚げてくる事態に。
こんな感じで接客中に感情が抑えられなくなることが続き仕事に支障もでてきたので、診療内科に行ったところパニック症候群と診断されました。
今では随分と図太くなってちょっとやそっとのことでは動じないメンタルになりましたが、色々な風俗を渡り歩いてきてみると、風俗の子はほとんどの子が大なり小なり心を病んでいるような気がします。
お金のためとはいえこの仕事は家族や知人に胸を張って誇れるものではないので、お金のためと割り切ってはいても後ろめたさは完全には拭えません。
お店にいると同じ境遇の子が多いためにそれほど心苦しさなどを感じないのですが、ひとりになって急に自分に向かい合うと、ドッっと負の感情に押しつぶされそうになったりするみたいですね。
自分なんかも、普通のお仕事や恋愛をしている友人に会った後とかに、「ハァ・・私って何やってるんだろ」とかついつい考えては凹むことも少なくありませんでした。
以上、Aさん体験談
風俗嬢ばかりが？
風俗をやっている子はメンタルが弱い子ばかり？というと決してそういう事は無いと思います。
あえて、自分と向き合わないために派手に遊んだり、生活したりすることで、そういった気分を払拭していかないと続かないといった部分は確かにあります。
けれども、続けているうちに慣れてしまうのも確かで、風俗に入りたての頃にはウジウジしていた弱メンタルの子も、1年経つ頃には自分の悪口さえも、余裕でスルーできるような強メンタルに割となっているものです。
自分が弱っていますよ～！というのを表に出して、誰かに精神的に寄生や依存をするタイプの風俗嬢をよく見かけますが、こうした子はメンヘラ化しやすい上にお客さんやお店へのトラブルを起こしがちです。
お客さんの誘いに簡単に何でもホイホイと乗ってルール違反をしスタッフが咎めると、「私は悪くないのに！」と大泣き。時には自傷行為までする子もいますから、こういう子を抱えたお店のスタッフさんには大変かもしれませんね。
スカッと遊んでいく人ほど単発で、常連になるほど色々な下心をもって女の子に接してくるお客さんが多いですが、そうした人が美辞麗句を口にしても結局のところは、ヤリモクだったりするので人間不信になりやすいのかもしれません。
人と触れ合う仕事なのですが、関われば関わるほど孤独を感じるのもまた風俗のお仕事にはよくあることです。
ただ風俗嬢の中にも、病んだことがないという子もたくさんいるようですよ。
結局は病むか病まないかというのは、人それぞれだということでしょうね。